2012キャニオニング in 滑床渓谷
キャニオニングについてご説明を

キャニオニング(Canyoning)とは、フランス発祥の渓谷(キャニオン)を探検したり、流れを使って遊ぶリバー・スポーツである。

愛媛県宇和島市と松野町にまたがる滑床渓谷は、日本でも有数の渓谷。辺り一帯が花崗岩で成り立っている為に長年の浸食作用によって岩が滑らかになっている。ハイライトの雪輪の滝は絶景。

そんな滑床渓谷で行ってきた8月19日のキャニオニングをレポートします。

到着早々野生の親子猿に威嚇されながら歓迎?!
今回のツアーは僕たち男性5名と、相乗りチームで女性2名+2名+3名が一つになって万年橋からスタート。
まず開始早々初級講座は、岩の上から横になってドボン。1メートルくらい落ちるだけなので簡単です。

メンバー紹介をしておきます。
写真左上僕。
写真右上がっくん。
写真中央左ひろき。
写真中央右よしお。
写真下かずくん。

お次ぎは開始早々ですが、ハイレベルな自力沢登りチャレンジ!
ガイドさん曰く、男性で初めて自力で登れる人は10人に一人、女性なら30人に一人だと言う事。
女性陣は回り道でここはスキップしたのですが、僕らメンバーはチャレンジ!
成功したのは写真左上(僕)写真真ん中(ひろき、よしお)の三人。これは体重の影響が一番あるかと思われます。登りたい人はダイエット&筋トレ!
全員で手を取り合って輪になりシンクロ。
楽しそうです。楽しいんです。始まって間もないですが初めての経験に興奮してます。
爽快な滝をバックに笑顔も決まってます!
女の子達も余裕で滝を登っています。ですが、岩がヌルヌルして滑りやすいんですけどね~(>.<)y-
午前の初滑りポイント:出合い滑

今回は水量があまりなかったので、中盤ポイントからの滑り始めでしたが、童心に戻った大の大人達がキャッキャ言いながら滑りまくってました。
一人で頭から滑ったり、後ろ向き、連結して滑ったりと様々なスタイルで遊びました。

滝の裏側へ行ってきました。

絶え間なく流れ落ちる水のカーテンの向こう側の世界は、至って普通です。(当たり前って)

午前の部最終(ハーフコースはここで終了)の富士滑

大きな一枚岩の上(写真右側の奥)に登って行き(滑るので注意が必用)
岩の真ん中位から流れの中に滑り落ちると…

水の流れとともにS字のコースを一気に下り落ち滝壺の中へ。
見ていたら、皆の表情が引きつってて面白い。

かなりスリル満点なスライダーでした。

この後四万十牛で作られたハンバーガー(絶品)を昼食で頂いて1時間ほど休憩(暫し岩の上で陰干し)

いよいよメインの雪輪の滝へ。。。

休憩後午後の部スタート
途中15分ほど急峻な上りが続き、息を切らしながら辿り着いたのが遊仙橋。
ここでは、ザイルを付けて崖を降りて行きます。
僕が一番初めに降りて行ったのですが、レスキュー隊のように上手に降りれませんでした。
とっぱちに崖にぶつかって右手を擦り剥いだ後がまだ1週間経った今でも痛々しく残ってます(>_<)
僕以外は上手に降りてましたが…
游仙橋を終え数分また山道を歩いて行くと、前の前に突如現れたのが雪輪の滝。

一枚岩で出来ているその姿は自然が作り上げた大きなオブジェ。

これを滑るのかと思うとワクワクしてくる。

雪輪の滝は既に先客が滑ってましたので、先に横にある落合淵と言う滝壺へ続くスライダーへ。

長さ10メートルほどかな、落差5〜6メートルある天然のスーパースライダー。

水の流れが一枚の岩をこのように削ってこの姿になったと言う。
ちなみに滝壺の深さは11メートルもあるんだそうな(O.O;)

轟音とともに流れる水の中へ入れば、一瞬で滝壺へ送り出される。時速5〜60キロは出ているらしい。

大興奮のスライダーでした。

その滝壺の中へバク転で飛び込んだのがよしお君。かっこいい!

これがメインの雪輪の滝です。

全長は100メートルほどあるらしいのですが、大き過ぎて全容は掴めず。

その滝の中程から滑るのです。

下から見ると高くは見えませんが、実際に滑るポイントまで上がると(40メートルほどで高さは10メートルくらいか?)結構高い。

それを一気に滑って行くのです。
着水した時の水しぶきは大迫力!

初めは一人ずつ滑り、その後は連結滑り。
一人で滑るより加重が掛かって勢いが増して面白さ爆増。

皆滑っては上がりの繰り返し。

それまでの疲れを忘れたかのようにはしゃいでました。

連結滑りですが、先頭は着水の時に水の洗礼を受けて口と鼻にこれでもかと言わん位に注入されます。
後ろに連なってる方は水はあまり飲みませんが、股がこれ以上開けないぐらいに割れ、男は玉が潰れるじゃないかと言うくらい痛い経験をします。それと尾てい骨が痛い。

でもね滑り終わったら笑えちゃうんだよね。

楽しくてしょうがないって。

何回滑ったのだろう?覚えてないほど滑ったね。

最後は雪輪の滝に全員集まって集合写真で終了!

一日コースは約6時間あります。
途中険しい急峻な道を少しだけ歩きますが、普通に体力ある方なら難なく問題なく行けます。そしてその先にあるのがここなのです。
苦労の後に楽しさがある。

自然の中で生きるこの感覚が心と身体をリフレッシュさせてくれる。

見知らぬ物同士が同じ経験をする事によって絆が生まれる。

人は自然の中では素直に自然になれる。
地球の一部なんだと言う事なのだ。とても素晴らしい事だ。

今回お世話になったのがフォレストキャニオンさん。ガイドさんも親切に熱意あるガイドをしてくれて頼もしかったです。

詳しいキャニオニングツアーについてはこちらをご覧下さい。

また来年も行きますので興味のある方は私の方までご連絡下さい。

今回のキャニオニングツアーの詳細

午前6時に西条を出発
8時半滑床渓谷着。
10時よりキャニオニングスタート
午後5時終了
ツアー代金11000円

戻る