スカイダイビングin但馬空港 2012 5.20
一度やりたかったスカイダイビングに挑戦する切っ掛けになったのが、2011年秋に来店されたお客様がたまたまスカイダイビングを経験した事があると話しを聞き、一度は経験しても損は無いよと言うアドバイスが背中を押してくれる事に。そして翌2012年に飛ぶ決意をしたわけです。

そこからインターネットで検索をかけて見つけたのが、兵庫県豊岡市の但馬空港(コウノトリ空港)の関西スカイダイビングクラブ。
西日本で唯一のスカイダイビングスポット。

最初に驚いたのが料金でした。
お一人1ダイビング49800円。僕が想像していたのは10万円くらい掛かるのだろうと思っていましたが、案外安いと言うのが第一印象。(ですが、よく考えると高いですよね)

それと、ほぼ年中飛べると言う事。(オンシーズンって短いのかと思ってました)

さて条件が分かった所で、次は一緒に飛ぶメンバー探し。

常連さんにとりあえず声を掛けると、案外直ぐに5名確保。(物好きが多いですね(^q^))

そうやって計画が動き始めたのでした。

そして運命の5月20日が訪れる。

予約の段階で一番心配していたのが天気。
雨はもちろん中止。
雨の予報なら前日の段階で分かるのでいいのだが、晴れても風が強いと中止。曇りだと高い雲なら大丈夫だが、低空なら中止となり、こればかりは当日行ってみないと分からないと言う一種の賭け。

さてどうだったか?

始めにSSD5(西条スカイダイバー5メンバー)をご紹介します。
左より田坂隊員、喜多川隊員、高橋隊員、平尾隊員、私。
この5名(実は出発前に一部事情があってメンバー入れ替えもあったのですが)による勇敢な大空の遊泳が始まります。
*写真はスカイダイビング後の集合写真です
西条を4時に出発。7時過ぎに但馬空港着?私は直前まで仕事をしていたので、車に乗り込むやら直ぐに睡眠。目が覚めると但馬空港に着いてました。なので道中の事は分かりません。
さて心配していたお天気ですが、写真で映っているように快晴!

9時から受付(フライトは受付順)と言う事なので、一番に飛びたかったので時間が来たら受付事務所へ直行。この日は予約で全て埋まっていたので他の方が先に来ていないか心配でしたが、僕たちが一番乗り。

受付を済ませ、簡単な講習を受けて10時からのフライトまでの暫しの準備期間を5人で過ごす。
(それぞれ色々な思いを思い浮かべながら空港のロビーで待ってたと思います)

フライト順はじゃんけんで決定。
始めに平尾さん、そして喜多川さん。
乗り込む前の最終チェック。これをちゃんとしてないと、もしもの時はあ〜れ〜って落ちてしまいます。
さぁ、セスナに乗り込む二人。
まぁ、このセスナがなんて言ったってすごい!
5人乗りで、片方のドアーは開きっぱなし。
中はガムテープで補修されてるし、横に二人座ると精一杯の機内に座ると、シートベルトなんてもんは無い。
自分を支えるのはピラーから垂れてる紐のみ。
(多分一番恐いのはこのセスナだと思うのですが…)
一番手の平尾隊無事に着地。かなり興奮してました。ただ笑たのが、風圧によってゴーグルの後がはっきりと顔に焼き付いてて、暫くの間とれないこと。

*平尾隊員の感想:飛んでる間はもちろん、その前後でも非日常を体験出来ました。ふだんの生活で、もしもの事を考える事って無いです。人生観がちょっぴり変わりますね。正に一生の思い出です。

二番手喜多川隊。大興奮しまくりで、降りてくるなり、次はいつ来る?と次回予告を連発。かなりご満悦の様子。

*喜多川隊員の感想:まるで空中に浮いてるみたいで気持ちよかった。地面に降りた時、クッションに座るようで良かった。又、スカイダイビングしたいよ。

三番手の田坂隊出陣。彼女だけは違う方達と相乗り。
出発前の入念なチェック
乗り込んでテークオフ!
M字開脚着地。インストラクター大変だ〜(O.O;)
笑顔の様子を見た所、きっと大満足だったのでしょうね。
(ちなみにこの頃僕たち第三部隊は、後方のビルの中にて準備中)

*田坂隊員の感想:きもちいぃ

最終の高橋隊と私。そしてフライトを終えて帰ってきた田坂隊と出発前の記念撮影
いざ出発!
セスナでのフライト時間は、旋回しながら上昇して行き代替20分くらいで落下ポイント(4000メートル)に。
その間、眼下には日本海が見え、遠くには天橋立が。
(晴れた日には、遠くウラジオストックが…見えるわけありません)
箱庭のような景色が眼下に広がり、ドアのないクリアーな景色を堪能しながらのフライトは中々経験出来る物ではありません。
落下してから約50秒ほどのフリーフォール。そして5分ほどのパラシュート落下を経て地上に帰還。
ただ本来は、フリーフォールは1分ほど、パラシュートは10〜15分ほどなのらしいですが、今回はグイグイ強引に降りて行ったので、ハーネスが股に食い込んで痛かったのと、途中からめちゃ気持ち悪くて吐きそうでした。
無事地上に着いて安堵。

私のダイビングの感想ですが、落ちてるって感じは全くしません。大体時速220キロほどで落下しているのですが、セスナから落ちた瞬間からフワ〜っと浮いて飛んでる感じで、恐怖心なんて全く感じません。
(他のメンバーも同じ感想でした)今まで経験した事の無い不思議な感覚は病み付きになります。

最後の高橋隊も無事に帰還。笑顔引きつってる?
それぞれの隊員のダイビング中の映像がありますのでご覧になってみて下さい。
*それぞれの名前をクリックするとYou Tubeへ接続されます。

平尾隊員
喜多川隊員
田坂隊員
佐伯隊員
高橋隊員

落ちてる感想ですが、こればかりは経験してみないと上手に伝える事が出来ません。

無重力ってのがあんな感じなのかな?
恐怖心って物は微塵にも存在してなかったですね。
逆に言うと、僕なんかは物足りないってのが感想。
もっと激恐なのかと思ってましたから…

ただパラシュートを開いてからが、正直気持ち悪くて(男性陣は3人とも同意見)それが一番きつかったですね。(女性陣は平気だったみたいです)

ほんの少しの勇気があるのなら、スカイダイビングは全然大丈夫なスポーツだと思います。
普通に生活していて味わえる究極の非日常がそこにあります。
一生に一度は経験してみても損は無いと言い切れます。
(もう少し値段が安ければ毎年飛びたいですが…)

スカイダイビングの詳細について簡単に書き記しておきます。

関西スカイダイビングクラブ
但馬空港スカイダイビングセンター:0796-23-6338(受付時間:9:00-18:00)

料金:49800円+今回は交通費4000円

その後は出石観光へ
情緒ある佇まいの町並みを散策
出石と言えば出石蕎麦が名物。
(市内には至る所にそば屋が溢れていました)
ここの蕎麦は小さな皿に盛られて出てきます。お一人5皿が一人前。
好きな薬味で食べるのですが、同じ蕎麦でも薬味や食べ方が変わると味わいが変わって面白いですね。
あまり期待はしてなかったのですが、まじ美味いっす。
(後10皿くらいは食べれた感じ。今になって食っておけば良かったなと思ってます)
最後は街から直ぐにある乙女の湯と言う温泉で旅の疲れを癒して帰路へ。

帰路に着いたのは良かったのですが、ナビに逆行して走って行ったら…京都府まで来てしまって。。。
瀬戸大橋経由で帰るはずが、鳴門ルートに。最後はロングドライブを楽しんで帰ってきました。

僕の思いつきで行く事になったスカイダイビングにつき合ってくれた平尾、喜多川、高橋、田坂さん有り難うございました。
往復運転して下さった高橋さんご苦労様でした。

毎年行こうとは正直思いませんが、何年かに一度は飛びに行こうと思います。

次はあなたも鳥になろう!!

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