北海道 2004 vol.2
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さて前回は今回の旅のメインであったスノーボードについてお伝えしましたが、後編は小樽の街、余市のウィスキー工場に訪れた事などをお話しします。 |
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小樽運河
(写真はクリックすると拡大します)
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今回の旅で泊まる事なったホテル
『オーセントホテル』
小樽市の中心部にあり新しいシティホテルでした。駅から徒歩で数分の好立地、周りには飲食店(寿司屋が大半)オフィスビルが立ち並び、目の前には商店街が通り不便と感じる事はまずありませんでした。
(車を使わない旅の場合は、徒歩圏に何もかもあると便利*何もない方がいいと言う旅もありますが…)
左の写真は有名な小樽運河。
(運河自体は別に…と言うものですが、この辺りの町並みはレンガ倉庫が続き、とても情緒があり素敵ですね。)
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裕次郎記念館
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中心地から少し離れた所の海沿いにある『石原裕次郎記念館』
中に入ると、色々な有名人が訪れた事を示す記念写真が貼ってあり、裕次郎さんの人気の高さを垣間みる事が出来ました。
(が、僕自身それほど……だったりして。) |
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記念館の横はヨットハーバーになっていて、沢山のヨットが係留され、きっと海好きな裕次郎ファンの方々が色んな思いを寄せながらここからクルージングへ出るのでしょうかね?
(この辺りのプロムナードを天気のいい日に歩くと気持ち良さそうです。やはりこの季節は風が強く寒い。夏に来るのが良さそう) |
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小樽運河で一枚記念撮影
(僕はとても寒がりなので、本当はダウンジャケットを持って来ようと思っていましたが、持って来なくて正解でした。見ての通り周りには雪など無く、気温は低いのですが、少々の重ね着で上等でした。でも雪のある景色を歩いてみたかったですね…ザクザクザクと雪を踏みながら歩く……そして、ズルッて滑って転げるo(><;)o ) |
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ここは三日目の最後の食事となった居酒屋『なると』
ここに来る迄に色々と紆余曲折がありまして…
小樽と言えば寿司。と言うか本当に寿司屋しか見当たらない(おおげさだけど)
事前に色々と情報は仕入れていたのですが、行ってみると閉まってたり、一杯だったり、入りづらい雰囲気だったりして、初日、二日目はあんまり満足する食事が出来ませんでした。
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が最終日、ホテルの従業員の方(いかにも地モピーなおばちゃん)にお勧めの店(なると)を教えてもらうがそれは頭の片隅に…
初めからそこには行こうとせずに町中を彷徨い歩く事数十分。
(皆でここは?あそこは?じゃそこに?どこに?どこに?そんな事を言いながら時間はドンドン過ぎて行く…)
で、教えてもらった店の近く迄来てしまったので、ここにしよ!と言う事で中に入ると!!
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(で、中に入るとお客さんが一杯。今迄行った店が静かだったので入って不安。出る時にはそれが的中なパターンだったので期待が膨らむ)
ここは安くて美味くて早い!鳥料理の店なのですが、寿司も、肉料理も、丼もなんでもあって子供達も満足そう。
(僕たちも美味しい酒と料理に大満足o(^∇^)o)
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小樽の街は寿司屋は多いのですが、ショットバーはあんまりないらしくホテルのバーを利用しました。
(普通ホテルのバーって高いからちょっとね…と思うので敬遠しがちなのですが、ここのバーはサービス、味、雰囲気どれを取っても満点!)
飲みたいカクテルを伝えて、出て来た物が希望通りのカクテルで美味い。腕のいいバーテンダーさんがいるようです。
(ミントの葉を使った清涼感たっぷりのカクテルや柚の皮を入れたすっきりとしたカクテルは本当に美味しかった。この二つはどうにかして僕も作ってみようと思います。)
こうして皆で語り尽くしながら、小樽の夜を楽しみました……
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ニッカウィスキー余市工場
(写真はクリックすると拡大します)
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最終日。小樽市からバスに乗って30分少々。余市駅の目の前にある
『ニッカウィスキー余市工場』へ
(実は小樽から先のJRはアクセスが悪くて、時間の都合上バスで向かう事に。そうそう、今では懐かしい汽車が走っている。)
石造りの外観と赤い屋根のコントラストがいいね。入り口で入場受付を済ませていざ中へ……
(入場料は無料になってます。中では無料でウィスキーやワインなどの試飲も出来ますよ!飲み過ぎには………)
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各建物の中でウィスキーが造られています。中を自由に見て回れるようになっているので時間があればウィスキーについて深く知る事が出来ると思います
(帰りの飛行機の時間の都合上、ゆっくり滞在出来なかったのが心残りです。)
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雪が所々残る広い敷地の中で一枚。バックに見える建物は全て樽の貯蔵庫。
この中でゆっくりと時間をかけて、あの美味しいウィスキーへと熟成されて行くのです。
(この日はとても寒く雪が舞い散る空模様。そして風が強くて強くて…外を歩くのがとても憂鬱でした。ゆっくり見たい所でしたが、寒くてそんな所ではありませんでした) |
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樽と一緒に記念撮影。
ここは貯蔵樽の蔵ではなく、見学用にディスプレイされた所です。
ここではウィスキーの歴史から製造方法、世界のウィスキーなど事細かくアナウンスされており、奥にはo(^∇^)oお楽しみの??……
(そう試飲出来る所があるのです。一般市場には出回っていないレアーな物から、買えば1本数万円するような物などが試飲することができ、お安い値段で飲ませてもらいました)
*無料で試飲出来るウィスキーもあります。
スタンディングのカウンターで、30年物の原酒や25年シングルカスクetc…こんな機会ではないと中々飲めない逸品に酔いしれる(昼間から(^O^))でも美味しかった。日本のモルトってあんまり飲んだ事がなかったけど(きっとどこかで偏見を持っていた)見直しました。訪れて本当に良かったです。
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この単式蒸溜機(ポットスチル)で蒸溜されます。なおニッカ余市工場は、独自の石炭直火焚き蒸溜法と言う創業当時から変わらぬ製法でモルトウィスキーを造っています。
(こういった場所を順序よく見て回れるように整備されています。興味ある方にはたまらない場所でしょう…。)
初めて目にする光景。それも全て間近に見る事が出来ます。
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ここはまだ冬の足跡が点在。北海道に来て初めて北の大地と言うのを感じました。
ここ余市は間近に海と山があり、そして清い水、豊かな自然があり、まさにウィスキー造りに最適だったんでしょう。それを見つけてこの地に工場を建てた竹鶴政孝氏は、日本のウィスキーの父と呼ばれるのもうなずけます。
(もしこの方がいなければ、日本の酒文化が開花する事はなかったのではないのだろうか?)
こんな感じで今回の北海道スノボーツアーは、ここ余市を最後に新千歳空港から北海道を離れ幕を降ろしました。
アッと言う間の三日間。自信をなくしかけていたスノーボードも、高い壁を乗り越え確かな手応えを掴む事が出来たし、和田さんとは今回この北海道で初めて出会う事が出来たし、(正確に言うと羽田空港で会った)夜の小樽の街並は奇麗だったし、いい事も悪い事も全ていい思い出となり、記憶の断片は決して消える事はないでしょう。
(又来年も北海道に来ようと思います。もっともっと知らない事が隠れているはず/それを少しずつ探して行くのも楽しみの一つです。)
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さて今回の旅の総まとめでも…
旅費:飛行機代、ホテル三泊、リフト二日券、スキーバス代
締めまして54000円!
(これで儲かるのだろうか?不思議だぁ(・・;))
松山空港から羽田経由新千歳空港まで約4時間。
新千歳空港から快速電車にて小樽駅迄約一時間。
小樽駅からホテル迄徒歩5分。
ホテルからYAMAHAリゾート『Kiroro』まで送迎バスで45分。
小樽駅から路線バスにて余市駅まで約40分。
行きの飛行機は羽田経由だったので、太平洋側の景色を眼下に、帰りは松山直行便だったので日本海側の景色を見ながら空の旅。
(初めて北海道が見えて来た時、アメリカのシカゴと良く似ているなと思いました。広い大地に原生林が生い茂り、広い庭がある家が整然と立ち並び、そして地平線が見えるのだから…。スケールがちゃう!!)
気は早いのですが、来年(2005年)は1月or2月辺りを予定しています。やはり雪のコンディションがいい時に滑ってみたいし、一面雪に覆われた大地を歩いてみたいからね。
(その時はこのホームページでもお知らせします。大勢で行ったら、なお面白い旅になりそうだと?思いませんかね………)
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