西条祭り 2003
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西条祭り
西条に生まれ住んでいる人達にとって、この祭りの為に「生きている」と言っても過言ではないと思います。 |
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朔日市みこしと僕
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そんな祭りに僕が初めて知り合ったのは今からもう10年前になります。 友達の誘いで「薮之内」と言う所のだんじりのかき夫として参加したのがきっかけで現在に至っています。 (一身上の都合により?一時祭りから離れていた時期もありました…丁度その時期にニューヨークに行っていたのですが…) 元々西条生まれでもない僕ですから、この祭りに参加することなんて考えてもいませんでしたし、興味もありませんでした、、、 |
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ただ現在は今住んでいる所の「朔日市」(ついたちと言います)のみこしをしています。 (僕にとって西条祭りはなくてならない物になってしまいました) |
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朔日市青年団
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ここで少し西条祭りについて簡単に説明を… 毎年、10月14日から17日までの日程で、西条市内の石岡、伊曽乃、飯積三つの神社で順次行われます。120余りのだんじりとみこし、太鼓台が練り歩く姿は絢爛豪華で胸が熱くなります。 |
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ハルク前
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石岡、伊曽乃、飯積と三つある神社の祭礼で、僕達が参加しているのは伊曽乃神社なのですが、とりあえずこの祭りは真夜中から始まります。 (それぞれのだんじり、みこしによって出発時間は変わります) |
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朔日市みこしは、午前2時に集合、3時出発。一路伊曽乃神社に向かいます。約2時間ぐらいをかけて引っ張って行きます。これが『宮出し』と言います。 (鉦の音、太鼓の振動、囃し声、伊勢音頭、主主に叫ぶ掛け声が静寂な町の中に響き渡り、揺れる提灯の灯火が幻想な世界を映し出しています) |
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駅前広場
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宮出しが終わると、それぞれの地区に戻りお花集め。 昼過ぎには、ハルク前にて4台のみこしの練り比べが… |
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さすがに10月の中旬の真夜中。寒い寒い…………。身につけているのはダボシャツと法被、足は地下足袋。 (屋台を動かしているときは寒さも忘れるのですが、休憩の時は辛い………。こんな時は日本酒を飲む………。皆一升瓶を片手に回し飲み、ラッパ飲み。でも美味い) |
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市内各地至る所でだんじりのかき比べが行われている。 こんな感じで一日目は終わる |
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お旅所
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祭り二日目。いよいよこの祭りのメインとも言える一日が始まる。二日目も始まるのは真夜中。舞台は加茂川を挟んで伊曽乃神社の対岸にあるお旅所。 (提灯を点けた屋台が勇壮に、時には激しく練り歩く姿は圧巻!所狭しと集まる人々の熱気と意気揚々のかき夫達。熱い祭りだ) みこしはだんじりが勢揃いしてから最後に入る事になっている。エンヤ〜ソイヤ〜の掛け声と共に勢い良く境内に突入。3台のみこしが狭い境内を駆け回る。 |
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御殿前
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次の舞台は御殿前。 明け方にお旅所を後にし、商店街の中を通りながら、西条高校前のお堀に集まる。 お堀に映る屋台の陰が秋晴れの空と共に美しい。 「よいやさぁ」「よいとさぁ」の威勢のいい男衆達の掛け声も最高潮を迎える。 |
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今年はとても天気に恵まれ、見物客も例年より賑わっている。 (みこしをしていたら、この御殿前が唯一だんじりをゆっくり見る事が出来るスポット。知り合い達と酒をかわしながらゆっくりと眺めていました) |
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御殿前を終わると、屋台は市内を回りながら夕刻の宮入へと向かう。いよいよ祭りも終わりを告げるときが近づいて来た。 (ちなみにみこしは、この御殿前を最後に暫しの休憩に入ります。) 日が段々と落ち、祭りのフィナーレを迎えようとしている。再び屋台はお旅所に集まり、加茂川の東岸の土手に並び始める。河川敷には何万人と言う見物客が集まり、テレビ中継も始まっている。 又来年まで・・・・ |
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